今日は家で一番大切なソファの物語を皆さんにお伝えしたいと思います。125年もの間、大陸や海を越えて旅をしてきたソファ。日常生活での快適さへの追求と創造に魅了されてきました。--それがEelersenです。
1895年、23歳のNiels Juul Eilersen がデンマークで初めて蒸気によって木材を曲げて加工する技術を発明しました。物語はここから始まります。
Niels は特殊製法を用いて、当時最も高級な王室用狩猟馬車を製造し、Eilersenブランドの創立へとつながりました。
産業革命の興隆に伴い、馬車は次第に自動車に取って変わりました。
1920年代までに、Eilersen一族は、蒸気での曲げ木の技術をさらに最適化し、その技術を自動車の製造に応用しました。
当時デザインされたこのクラシックカーは、近年までスカンジナビアで使われていました。
当時デザインされたこのクラシックカーは、近年までスカンジナビアで使われていました。 1934年、 Eilersenの自動車工場が失火によって全焼しました。
Eilersen 一族はこの技術を家具作りに生かし、今日のEilersenという偉大なソファブランドが誕生したのです。
デザイン王国であるデンマークということもあり、Eilersenのデザインにはワール・イヴェルセン、イルム・ヴィッケルソエ、アンドレアス・ハンセン、ニールス・ベントセンなど多くの才能あるデザイナーが関わり、時代を象徴する作品を数多く残しています。
1966年、Eilersenは3代目のJens Eilersenの時代を迎えました。 幼少の頃から木屑とともに育ったJens は、人と物との深いつながりを学びながら、家族のDNAを深く体内に刻み込みました。
1979年以来、Jensはソファのデザインに携わりました。Stratos、Alamo、Arizona などが当時の代表作です。
数十年にわたりソファのデザインと製造に専念してきたJens は、伝統的なクラフトマンシップと現代的なデザインコンセプトを融合させ、モダンなソファを創作し始め、Eilersenブランドを21世紀へと導きました。シンプルなライン、エレガントなフォルム、芸術的な空間は、時代を超えて洗練されています。
伝統的な製造業のほとんどが工業化された自動ラインに取り替われた今日でも、Eilersen は100年前の製造工程を毎年執拗に繰り返し、職人技と時間を混ぜ合わせ、ひとつひとつの製品に人間の温もりを吹き込み、世代を超えて受け継がれるにふさわしいソファを生み出しています。
2019年、MexartsはEilersenのために家具コレクションをデザイン・開発し、100年間一人旅を続けてきたソファは「家族」が加わり、温もりと幸福感に満ちた完全な住まいを構成することになります。
125年の伝統を持つEilersen の代々の継承者たちは、物事への執着心と初心を忘れずに、集中力、洗練さ、感情、信念を常に保ち、長い時間をかけてすべてを醸し出し発酵させることで、独自の情感と魅力を持つ100年以上の歴史を持つブランドとなりました。
2020年の始めに開催されたストックホルム・ホームショーでのEilersen は、アーティスティックな雰囲気を強く打ち出しています。
同時に、Eilersen は反復作業に縛られることなく、常に生活への深い理解を持ち、絶え間ない試行を繰り返すことで、インスピレーションの転換を追及しています。Eilersen のソファにはひとつひとつに生き生きとした世界への想像力が宿り、ソファの哲学に隠された生活の知恵が明らかになります。
伝統の継承、それはさらなる昇華でもあります。
125年間歩んできた Eilersenは、外部からの評価と内省の中で常に自らを更新し続け、次の100年に向けて皆様とと手を取り合いながら、歩み続けることを望みます。
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